나라시 토미신사 전통행사 카유 우라나이 (팥죽점)

츠츠카유 마츠리 (筒粥祭り)

2월 1일 아침 일본 나라시 토미신사(登彌神社)에서 300년 전통의 팥죽 점치기 행사가 열렸다.

시 지정문화재  카유 우라나이 (粥占い)

가마솥에 쌀과 팥 등을 대나무통(37개)를 넣고 죽을 만든 후 죽통을 확인하여 쌀알 등이 많이 들어가 있으면 풍작을 예상한다.

통안에 들어간 쌀과, 채소, 과일 등을 상의상, 하의하까지 9단계로 구분하는데 올해는 하(下,게)가 많이 나와서 우지코(氏子)들 한숨..

죽으로 점을 치는 카유우라 (粥占)

奈良で「粥占い」 筒に入る米粒などの多さで農作物のでき占う

竹筒と米を一緒に釜に入れてかゆを炊き、筒の中に入った米粒などの多さでことし1年の農作物のできを占う「粥(かゆ)占い」が1日朝、奈良市の神社で行われました。

「粥占い」は奈良市の登彌神社で300年以上続く伝統行事で、1日午前4時ごろ、神職や氏子などおよそ20人が境内に集まりました。

占いでは大きな釜の中にお米と小豆、そしてひもで束ねあわせた竹筒37本を入れてかゆを炊き、筒の中に入った米粒などが多ければことしの農作物のできがいいとされています。

占われる品種はあらかじめ順番で決まっていて、神職が筒を1本ずつ取り出して中身を確認し、米やいちご、柿などそれぞれについて、「上の上」から「下の下」まで9段階の結果を読み上げていました。

ことしは「下」が目立つ残念な結果となり、氏子たちはため息を漏らしていましたが、氏子総代の横田廣さんは「農家のみなさんには頑張ってつくってもらいたいです」と話していました。